今話題になっている打首獄門同好会(うちくびごくもんどうこうかい)のメンバーを紹介!
じゅんこさんが還暦を迎えていたそうです!
打首獄門同好会って名前は怖いけど意外と人気があるバンド
「打首獄門同好会」という世にも恐ろしそうな名前のバンドが人気になっているそうです。名前は怖いし、7弦ギターと5弦ベースの演奏も歌い方もばりばりのロックですが、うまい棒の色々な味を並べた歌詞だったり、サビでは「うまい」「デリシャス」とひたすら歌ったりと、ユニークで変わった曲を作っています。日常で思ったことを、そのまま歌詞にしているらしく、「生活密着型ラウドロック」というジャンルだとのことです。
それにしても、どうしてそんなバンドの名前になったのか。当然、周りから聞かれることが多く、そんなときは「ライブでは皆頭を振り乱して、組を痛めて帰るでしょ。みんなそんなライブが大好きってこと」と説明するものの、あまり納得してくれないそうです。
で、本当の由来はというと、ドラムの河本あす香さんが「なんか和風な名前がいい」と言いだし、「たとえばチョンマゲトリオ」と候補をあげたことでした。チョンマゲトリオは阻止せねばと思った、大澤敦史さんが「打首獄門同好会、切腹愛護団体、終生遠島協同組合のどれがいい」とベーシストの高山明さんに迫って、決まったと言います。
はじめは「打首獄門瞳孔開」にするはずだったのが、「怖い印象を与える」とのことで「同好会」になったそう。どちらにしろ怖いですが。
「打首獄門同好会」がとくに注目されたのは2017年に放送された「さまーずの神ギ問」で「ラブソングを一曲も作っていないアーティスト」の1位に認定されたことでした。他にもラブソングを作っていない歌手はいるとはいえ、その中で一番楽曲を作っていたからとのこと。
番組のインタビューに答えた大澤敦史さんは、ラブソングを作っていない自覚はあったとして、その理由について「実際に起きたり感じたりしていることしか曲にしていないから」と答えました。「もし激しい恋をしたらラブソングを作るかも」と言っているので、ラブソングができるその日がくるのが、楽しみなところです。
打首獄門同好会のメンバーを紹介
打首獄門同好会は今、男1人、女2人ですが、前は男2人、女1人でした。2006年にベーシストの高山明さんが「自分のバンドを作る!」と言って脱退。で、新しいベーシストとしてjunkoさんが加入したそうです。
そんな現メンバーの3人を紹介していきましょう。
大澤敦史(ボーカルギター)
打首獄門同好会の「会長」と呼ばれている人です。地位が高そうな通称をしているだけあって、作詞作曲をはじめ、司会から打ち上げの仕切り、レコーディング編集、サイトの運営、ライブ出演交渉の窓口などなど、バンド活動のあらゆることをしています。
「日常に思ったことをそのまま歌詞にしている」のこだわりがあるので、歌われている「貧乏」だの「抜け毛が気になる」だのリアルな大澤敦史さんのことだと言います。歌詞だけ聞いていると間抜けなようですが、7弦ギターの演奏は重厚で迫力があるとのこと。普通のギターより弾くのが難しいらしいので、高い演奏技術を持っているようです。
河本あす香(ドラムボーカル)
女性ながらドラムの演奏は迫力があると言います。初期メンバーとして、大澤敦史さんがバンド活動でしていること以外の、スケジュール管理などをしているそうです。
大澤敦史さんとは性質や性格が対照的で、大澤敦史さんがデジタルなら、河本あす香さんはアナログを担当。大澤敦史さんが理論的なのに対して、直感的とのこと。手作り小物を作るときなどは、作り方など見ずに、気ままに布にハサミを入れていき、バンドで使う個性あふれるアイテムを次々と作っていくそうです。
junko(ベースボーカル)
途中加入のメンバーながら、とにかく目立つ存在です。ライブ中は腰まで伸びた髪を振り乱して、天井にひっかけたり、ベースのストラップの鎖をじゃらじゃらいわせたり。なにより難しい5弦ベースを弾きこなす姿は荒々しくも格好良く、ライブではベースの前に観客が集まることもあるそうです。反対側にいる大澤敦史さんが、寂しそうだったと言いますが・・・。
打首獄門同好会のじゅんこが還暦を迎えていた
打首獄門同好会は2018年12月20日に「junkoさんお誕生日会」を開催しました。大盛り上がりになったライブで、2人のメンバーがあらためて祝福をしてくす玉を割ると、垂れ幕には「祝!還暦!」と書かれていたそうです。すぐには理解できず、ぽかんとする観客に大澤敦史さんが「嘘じゃないよ」と言うと、皆はそりゃあ、驚いたと言います。
メンバー2人も、じゅんこさんの年齢を途中まで知らなかったとのことです。ライブ後にじゅんこさんが年齢を明かした経緯について描かれた漫画がTwitterで公開されました。それによると、バンドを結成して数年後に、じゅんこさんが「折り入って話が」と話を切り出したとのこと。メンバー2人は「辞める」と言われるかと思い身構えたところ、「実は50くらいの年齢なの」と告白されました。
その告白自体に驚いたのはもちろん、「そんな年齢だからバンドを辞める」と言いだすのではと、メンバー2人ははらはらしていたものの、年齢を打ち明けられただけでした。どうやら、じゅんこさんのほうも、メンバー2人に年齢を理由に、辞めさせられるのではないかと、心配していたそうです。そんなこんなで、メンバー2人と20歳以上も離れた還暦のベーシストが合わさった、異色のバンドグループに改めてなったようです。
ライブで年齢が打ち明けられて、世間にも衝撃が走り、Twitterでは一時、トレンド入りをしたほどでした。「まじか」「信じられない」という驚きの声のほかにも「還暦ですごすぎる」「こういう女性になりたい」と感心する人も多くいたようです。
打首獄門同好会の歌詞がバカすぎるけど面白い
打首獄門同好会の楽曲「デリシャススティック」。タイトルだけ見ると、なにかかっこよさげな歌に思えますが、聞いてみると、デリシャススティックは「うまい棒」のことで、多くあるうまい棒の味を紹介する歌詞に、サビではひたすら「うまい」「デリシャス」と歌っています。歌詞だけ読めば、かなりふざけているとはいえ、演奏や歌い方が本格的ロックで、その技術も高いので、面白くもあり、頭が混乱してくるようです。
「デリシャススティック」はまだタイトルが決まっているからいいとして、中には「日本の米は世界一」とどストレートな歌もあります。テイストは一緒で、ご飯にまつわる色々な丼や定食が紹介された後に、サビで「日本の米」「世界一」とひたすら訴えています。
でも、やはりサウンドはばりばりロック。しかもPVでは農家の作業服を着た人がキレッキレのダンスをしたり、ほっこりするような人間ドラマが挟まれていたり、無駄にクオリティが高いです。
他に「きのこたけのこ戦争」など、聞いていて馬鹿馬鹿しく思えても、聞いた後は無性ご飯を食べたくなったり、「きのこの山」「たけのこの里」を爆買いしたくなるそうです。そんな歌を、本気のロックで歌いきり、しかもベーシストが還暦の女性となれば、面白くないわけがないですよね。
打首獄門同好会のまとめ
打首獄門同好会は似たようなバンドがあるようで、本格的なロック演奏をしつつ、馬鹿らしい歌詞を歌うことに徹しているあたりに、一目置かれているようです。
「打首獄門同好会」という世にも恐ろしそうな名前のバンドですが、うまい棒の色々な味を並べた歌詞だったり、サビでは「うまい」「デリシャス」とひたすら歌ったりと、ユニークで変わった曲を作っています。バンド名の由来は、ドラムの河本あす香さんが「チョンマゲトリオ」と候補をあげたことで、阻止せねばと思った大澤敦史さんが「打首獄門同好会、切腹愛護団体、終生遠島協同組合のどれがいい」とベーシストの高山明さんに迫って、決まったと言います。
打首獄門同好会は今、前は男2人、女1人でしたが、今は男1人、女2人です。大澤敦史(ボーカルギター)さんは作詞作曲をはじめ、バンド活動のあらゆることをして、河本あす香(ドラムボーカル)さんは大澤敦史さんとは対照的な性質や性格でバンドを支え、junko(ベースボーカル)さんは、途中加入のメンバーながら、とにかく目立つ存在です。
「junkoさんお誕生日会」が開催され、メンバー2人が祝福をしてくす玉を割ると、垂れ幕には「祝!還暦!」と書かれていたそうです。メンバー2人も、じゅんこさんの年齢を途中まで知らなかったとのことで、バンドを結成して数年後に、じゅんこさんに「折り入って話が」と話を切り出されて、「辞める」と言われるかと思い身構えたところ、「実は50くらいの年齢なの」と告白されたと言います。
打首獄門同好会の楽曲「デリシャススティック」は「うまい棒」の味を紹介する歌詞に、サビではひたすら「うまい」「デリシャス」と歌っています。歌詞だけ読めば、かなりふざけているとはいえ、演奏や歌い方が本格的ロックで、その技術も高いので、面白くもあり、頭が混乱してくるようで、他に同じテイストで「日本の米は世界一」「きのこたけのこ戦争」があります。
ただでさえ、ユニークで個性的な打首獄門同好会は、ベーシストのじゅんさんが還暦と発覚したり、これからもっと面白く進化していくのかもしれませんね。