古市憲寿さんはなぜアスペルガー症候群と言われたり、かつらを被るといった噂が流れているのかを説明したいと思います。
社会学者の古市憲寿とはどんな人?
気が付けば、テレビ番組に社会学者として出演していた印象のある古市憲寿さん。独特の感覚を持っていて、失礼なことでもずばっと言うことで話題になりがちですが、その経歴もまた独特で面白いもののようです。
まず、埼玉県の県立高校から慶應義塾大学に受かった経緯が変わっています。慶應義塾大学には、試験ではなく、勉強以外の特技や個性を審査して合否を決める「AO入試」があります。古市憲寿さんはそのAO入試を受けたわけですが、審査してもらうものとして、ポエムを見せたと言うのです。高校の時にコンクールで大賞をもらったポエムだそうで、しかも60行くらいの詩を一晩で書き上げたとのことです。
ロマンチックなこととは無縁に見える古市憲寿さんがポエムを書いたとは意外なものの、それで文才が認められたらしく、合格しました。入学したのは社会学に関するところではなく、環境情報学部だったので、建築模型を作ったりCGを手掛けていたようです。
2年生になって社会学を学んで興味を持ちだしたものの、3年でノルウェーに1年留学したり、友人が立ち上げた会社に就職したりして、ここではまだ本格的に活動をしていませんでした。きっかけは、大学の先生に「大学院はどう?」と言われて東大の大学院に行ったこと。友人の会社で働きながら、大学院で社会学を学びつつ、ピースボートに乗って世界一周をしたそうです。
世界一周をした経験を論文にして出したところ、興味を持った先生が出版社に持ち込んで、本が出版されました。「希望難民ご一行様ピースボートと承認の共同体幻想」という本は、2011年新書大賞7位になるほど話題になったそうです。
話題になったことで名が知れたからか、2012年に野田内閣の下で「フロンティア分科会部会」の委員になったのをはじめ、内閣の仕事に関わっていき、そのことでまた名が知れてテレビ番組に出演しだしたという経緯のようです。
政府の機関でも、テレビ番組に出演している感じで、ずばずば言っているのか気になるところですね。でも、ずばずばと言っていたら、何度も呼ばれることがなさそうなので、やはりテレビ番組出演のときは、ある程度キャラを作っているのかもしれません。
古市憲寿が炎上してもなぜ重宝される?
古市憲寿さんが何か言うたびに、炎上しているイメージがありますが、それでもテレビ出演を続けて、制作側からは重宝されているように見受けられます。視聴者の批判やクレームに敏感な時代にあって、何故なのでしょう。
理由の1つは、炎上によってダメージもありつつ、注目や話題になる効能もあるからでしょう。情報が溢れている今は、当たり障りのないことをしていても、スルーされてしまいます。関心を持ってもらうためには、多少手荒なことをしなければならず、その点、古市憲寿さんがちょうどいいようです。炎上しても、古市憲寿さんに矛先が向いて、番組へのバッシングがあまりされないからです。
理由の2つ目は、古市憲寿さんの態度がぶれないことでしょう。弱者ばかりでなく、大御所や立場が上の人にも噛みつくので、そういった媚びた態度を見せないことは、アンチの人も評価するところだと言います。
そして理由の3つ目は、皆が言えないことを言ってくれるから。嫌いな人には「嫌い」と言う古市憲寿さんですが、「家族でも気が合わないのなら無理に仲良くする必要もない」とも言っています。家族をはじめ相手を好きでなくても、そうは言ってはいけないと無理をしている人が多いので、「嫌い」と遠慮のない古市憲寿さんの言葉に救わているとの声もあります。
何かあると、すぐに炎上したりクレームしたりされる時代ですが、だからといって委縮をすることなく、「だからどうした」と開き直ってくれるような人を、本当は求めているのかもしれませんね。
古市憲寿はなぜアスペルガーと言われている?
古市憲寿さんがあまりに周りの空気を読まない発言をするので、アスペルガー症候群ではないかと言われているようです。アスペルガー症候群だと周りの空気が読めないのでしょうか。
アスペルガー症候群の特徴は、対人関係の障害、コミュニケーションの障害、パターン化した興味や活動とされています。最後のパターン化した云々が当てはまるのかは分からないとはいえ、前の2つの特徴が古市憲寿さんのふだんの発言から見て取れると言われているわけです。
2つの特徴をまとめると、社会にある暗黙の了解などが通じずに、自分の発言が周りに与える影響を考えない。独特な話し方をするので人に伝わらずに、人の言うことも察してあげることができない、というものです。
確かに、古市憲寿さんに当てはまるように思えますが、交友関係が広いことや、政府の機関で仕事をしていたことを考えると、そんなに周りとコミュニケーションがうまくいっていないわけではないようにも見えます。
実際のところは分からないとはいえ、学歴からしたら知能は高いですし、仕事に支障をきたさない程度に周りとやっていけるのなら、とくに問題はないのしょう。
古市憲寿にかつら疑惑が浮上!
まだ30代と若い古市憲寿さんに、かつら疑惑が浮上しているようです。前は前髪を下ろしていたものの、髪が伸びてきて横わけにするようになってから、「ヘアスタイルが変」「かつらっぽい」と言われだしたとのことです。
見た目の印象だけで言われていることで、本人は告白していないですし、かつらを取った頭の証拠写真が出てきたわけでもありません。結局、本当か分からないとはいえ、大方は「変な分け目の同じヘアスタイルしているから疑われるのだろう」と思っているようです。
かつら疑惑はともかく、「かつらっぽい」と思われるような変なヘアスタイルをしていると、周りが見ているは確かなのでしょう。中には「イケメンなのに残念」との声もあり、古市憲寿さんは気にしないかもしれないとはいえ、「好評だった前の髪型に戻しては」とアドバイスしたいところですね。
古市憲寿のまとめ
何かと炎上が付きまとう古市憲寿さんですが、批判にしろ悪口にしろ擁護にしろバリエーションが豊かのようです。
高校の時にコンクールで大賞を取ったポエムを提出して、慶應義塾大学のAO入試を通った古市憲寿さんは、はじめは環境情報学部だったので、建築模型を作ったりCGを手掛けていたそうです。2年の時に社会学に出会い、大学卒業後東大の大学院に行って、論文を本として出版し話題になったりと、色々とあって名が知れて、政府の機関に呼ばれたり、テレビ番組に出演するようになったとのことです。
古市憲寿さんの発言は炎上しやすいとはいえ、おかげで注目される効能があり、大御所などにも「嫌い」とはっきり言う態度がぶれないことで評価を得ているので、テレビ出演を続けていて、制作側に重宝されているようです。
空気を読まないことで古市憲寿さんはアスペルガー症候群ではないかと言われています。対人関係の障害、コミュニケーションの障害の特徴に当てはまると言われているものの、それにしては、実際には交友関係が広く、政府の機関でも仕事をしているようです。
髪が伸びてきて横分けにするようになってから、「ヘアスタイルが変」「かつらっぽい」と言われだしたようです。かつら疑惑を信じる人は少なそうですが、「かつらっぽい
」と思われてもしかたない変なヘアスタイルをしているとは皆が思っているのでしょう。
態度がぶれなずに頑なな古市憲寿さんが、これからもし、誰かに媚びるなどぼろを出したり、結婚なんかをしたら、それはそれでまた、大騒ぎになるのでしょうね。