進撃の巨人の作者の諫山創さんは昔、逮捕されたことがあるという噂があります。その真相を説明したいと思う。
諫山創が殺人容疑で逮捕されたのはデマ?
報道で「進撃の巨人の生みの親が逮捕」と流れたことで、騒動になりました。生みの親と言えば、作者の諫山創さんが逮捕されたのかと、思ってしまうところ、実は講談社社員であり編集者の人が、妻殺害容疑で逮捕されたとのことです。
じゃあ、その編集者の人が、諫山創さんを見出し、大漫画家に育て上げたのかと言えば、そうでもなく、容疑者は1度も担当をしたことがないのだそうです。なのに、そういう担当編集者であるかのように、また作者の諫山創さんが容疑者かのように誤解される報道をしたことに、ネットでは、「大嘘」「印象操作」と非難の声が上がったと言います。
対して、報道関係者が反論するには、「生みの親」が決して誤解を招く言葉ではないとのこと。というのも、容疑者の編集者は、漫画の担当はしなかったとはいえ、「別冊少年マガジン」を立ち上げ、その創刊号の目玉として「進撃の巨人」のデビュー作を掲載したからです。
そもそも、「進撃の巨人」を「少年マガジン」向きでないと判断し、だから、掲載ができる場として、わざわざ立ち上げたのが、「別冊少年マガジン」なのだと言います。「進撃の巨人」を載せるために「別冊少年マガジン」を立ち上げたと言わるわけで、掲載の場を作り与えたという意味では「生みの親」となるそうです。
非難したくなるファンの気持ちも分かりますし、報道関係者の言い分も分かるとはいえ、誤解されただろう当の諫山創さんが、どう思っているのか、気になるところですね。
諫山創が天才と言われる理由とは?年収は3億以上
諫山創さんは、2008年に「orz」で週刊少年マガジン新人漫画賞に入選しました。「orz」は「マガジンSPECIA」で読み切りで掲載。それで漫画家デビューを果たしたのもつかの間、翌年には「進撃の巨人」の連載をはじめ、人気驀進中の今に至ります。
漫画家デビューしたのは、22歳で、連載をはじめたのが23歳となれば、若くして才能があったのでしょう。しかも、連載デビュー1作目で、大ヒットして連載を長く継続している漫画家は稀で、デビュー作ヒットランキングでは2位になるそうです。あの鳥山明さんでも、連載デビューでヒットしなかったくらいなので、天才と言えるのかもしれません。
そんな諫山創さんが手がける「進撃の巨人」は2018年時点で、発行部数は7,100万部。印税を計算すると、21億円を超える収入になるのだそうです。さらに計算をすると、2009年から1年ごとに2億円以上の収入があったとされ、アニメ化や実写映画化、ゲーム化もして、グッズの売り上げも加算すれば、年収は5億以上あるとされています。
一部の噂では、年収が13億、17億とも言われていて、とにかく、予想できないほどに稼いでいるようです。この躍進がいつまで続くのか、このままの勢いで、こち亀のように長寿作品になるのか、楽しみなところです。
諫山創自身も絵が下手だったことを認めている
大ヒットを飛ばしながら、独特な絵のタッチをしていることで「絵が下手」と一部では言われてきた「進撃の巨人」。そういう声に対して、諫山創さんも絵が下手なのを、認めていると言います。
諫山創さんが認めたのは、東京国際映祭で劇場版「進撃の巨人・前編」が公開された時。舞台挨拶をした諫山創さんは、漫画のことについて聞かれて「不器用で絵がひどい」と言い「1巻なんか、読み返したら、絵がひどすぎて、内容が頭に入ってこない」とまで言っていました。
絵が下手と、自分で思うのは、技術的なことだけでなく、やや感覚の狂いがあることも理由のようです。ラジオで諫山創さんは、距離感があまり分からないと、打ち明けていました。高校のころは、自分の親指と教壇に立つ先生が同じ大きさに見えて、距離感がつかめなかったとのことです。
とはいえ、そんな独特の感覚で描かれる絵は、「進撃の巨人」のどこか、つかみどころのない、不気味な世界とマッチしているとも言われています。そもそも、はじめに原稿を見た編集者が「絵が下手でも、どうにかなるだろう」と思ったというので、自虐するほど、絶望的に絵が下手というわけではないのでしょう。
諫山創は結婚している?
漫画家でも、イケメンの作家が何人かいる中で、諫山創さんもそのうちの1人です。おまけに、作品が大ヒットして年収もすごいとなれば、結婚しているか否か、女性は気になるところ。
イケメンで稼いでいる、有名な漫画家となれば、モテそうですが、2018年時点では、結婚どころか、彼女の噂もないとのことです。忙しくて、彼女を作るどころでなく、出会う暇もない、ということに加えて、もともと、引きこもり気味で、オタク気質でもあると言うので、恋愛方面には奥手なのかもしれません。
「リア充になりたくない!」と豪語するほど、恋愛方面には縁遠いようで、かといって、女性に興味がないというわけではなく、「ももいろクローバーZ」や「でんぱ組.inc」のファンと公言して、作画中に、ライブ映像を流しているほど、はまっているようです。
女性関係では、「やまもとありさ」さんという漫画家が、諫山創さんのアシスタントをしていたことがあり、アイドルの趣味が合ったり年齢が近かったことで、ファンには「お似合いだ」と思われていたと言います。
今は「リア充になりたくない!」と叫んでいるかもしれないとはいえ、年を重ねて、仕事が落ち着いてきたら、案外、すぐに結婚するかもしれませんね。
諫山創のまとめ
漫画の連載は人気継続中、アニメもシーズン3まで放送されて、絶好調な諫山創さん。自ら発信したり、公の場に顔をだしたりして、漫画家としてだけでない一面も覗かせてくれています。
「進撃の巨人の生みの親が逮捕」という報道が流れて、騒ぎになりました。生みの親といっても、「進撃の巨人」を掲載するために「別冊少年マガジン」を立ち上げた編集者であり、とはいえ、諫山創さんと誤解されるような報道の仕方に、ファンの人は怒り、報道関係者は厳密には、生みの親に違いないと反論をしています。
1作目で連載デビューして、発行部数7,100万部も大ヒットさせた諫山創さんは、天才と言えるようです。年収は単純計算で、2億円以上、一部では、17億円とされて、予想できない金額を稼いでいると言われています。
大ヒット漫画家でありながら、諫山創さんは、距離感がつかみにくい感覚をしていることもあり、とくに1巻は読み返せないほど、絵が下手だったと認めています。とはいえ、周りは諫山創さんが自虐するほど、そうは思っていないようです。
「リア充になりたくない!」と言う諫山創さんは、2018年時点では結婚していなければ、彼女の噂もないようです。恋愛方面には縁がさなそうとはいえ、「ももいろクローバーZ」や「でんぱ組.inc」などの女性アイドルは好きなのだそうです。
漫画の連載とともに、諫山創さんの発言や、漫画家として以外の活動に、これからも、多くの人が注目して、話題にしていくことでしょう。